コロナ禍の中、アメリカ大統領選挙のニュースも騒々しい月の始めですがこんな情報を頂きました。
ある地方都市の小さな飲食店でも、似たようなことが起きたとも聞きました。
緊急事態宣言の発令後、料理に使っていた野菜を店頭に並べ、
生産者の名前やこだわりをPOPに書いて販売したら、近所の人が次々と買っていったそうだ。
「こだわりの店がある」と評判を呼び、緊急事態宣言が解除された後も、お客がひっきりなしに。
これらが意味するのは、緊急事態宣言下の2カ月で、人々の消費行動が大きく変わったこと
にぎやかな中心部に出向くことなく、終日、地元で過ごすようになったことで、
「近くに面白い店はないだろうか?」と目を向け始めた。
両店に共通するのが、好きな仕事に打ち込み、こだわりを仕事で表現していることだ。
なかなか伝わらなかった仕事ぶりを地元の人が発掘し、
SNSで発信したことで広く伝わり、お客がお客を呼ぶ状態になった。
こうした「地元に注目が集まる」流れはしばらく続くと思います。
そして地域の店舗は、
こだわりのビジョンに向かってまい進すれば、地元の人に発掘されるチャンスがあるだろう。
これまでのようにひたすら待つのではなく、そのこだわりを発信していく。
変化できる会社はコロナ収束後も生き残れるし、地域の未来をつくる担い手となり得る・・・