建築物は劣化しますとコンクリート(モルタル)・タイル等は浮いて落下してしまう恐れがあります。
建築基準法では指定された建物は10年経過しますと、調査して報告することが必要です。
【建築基準法12条点検】といいます。
従来は、壁面を資格者がハンマーで叩いてその音により判断して、危険個所を探して報告する方法しかありませんでした。(現在も多いと言われています)【打診検査】といいます。
しかし、高い場所は足場を組んで又は、上から命綱を付けてハンマーを叩きながら降りるしかありませんでした。
費用的にも、人工的にも現実的ではありません。
今後はドローンによる赤外線カメラが増えていくと思います。
昼間、赤外線カメラで壁面を撮影しますと、写真のように一目瞭然です。
浮いているところは高温となり、写真のように赤く撮影されます。
今回、浜松市の廃校をお借りして、撮影訓練を実施しました。
静岡県西部ドローン事業者協会では機械装備を所有している業者が複数社在籍しております。
興味ある方は問い合わせください。